酒アルコール辞典

酒を広い意味でアルコール飲料とすれば、酒の起源は人類の長い歴史からみても、そう古いものではありません。自然界ではアルコールは存在しませんが、デンプンと発酵菌があれば、自然にできることもあります。人間が麦などの穀物を栽培しはじめたのは約一万年前だといわれ、それまでは天然の穀類や果実、狩によって得た動物の肉を食べていたのにちがいありません。よって酒もこの時代よりも新しいと考えられます。大麦を原料としたビールと、ブドウによるワインが人工的に作られたアルコール飲料の始めで、それは紀元前3000年の頃だといいます。ビールの原産地はバビロニアだといわれ、これと同じ頃、メソポタミア、コーカサスの斜面に育った天然のブドウからアラビア人がブドウ酒を作ったようです。その直後頃にはエジプトでブドウ酒の醸造が組織的に行なわれていたようです。言い伝えによると、ブドウ好きなペルシャ王様が、献上されたブドウの実を瓶の中に入れ、これを他人が食べないように蓋に毒薬と書いておいた。ところがハーレムの美女の1人が王の寵愛がさめたことを悲しみ、自殺を図り、それを飲んだそうです。ところが死ぬどころか良い気分になり、王にもこれを飲ませ、寵愛を取り戻したそうです。これが発酵の発見だといわれます。こうしてブドウ酒は中近東の地方で盛んに作られるようになり、旧約聖書にも頻繁にブドウ酒の話しが出てくるようになりました。そしてギリシャ人、ローマ人、によってヨーロッパで広められ、北緯50度から南緯40度の間の地域ならどこでもとれるブドウから作ったワインは当時の文明社会に広められました。

アルコール

アルコール1gが酸化すると約7カロリーが生じます。よって清酒1合でアルコール約22g、ウイスキーならシングル2杯強、ビールなら大瓶1本で、ほぼ同量のアルコールを含んでいるので、それだけで約154カロリーの熱量を持ちます。ビールや清酒の場合には醸造でできる糖分、有機酸、アミノ酸などを含んでいるので約200カロリー。日本人の場合、生命維持のための最低必要カロリーは約1500カロリーで、軽作業をする場合であっても約2400カロリー必要です。アルコールを体内で酸化する量には、個人差はありますが、平均体重1kgあたり約92mg、酒豪にもなると128mgにも達します。つまり体重70kgで、1時間7gを酸化できる人ならば、毎日それだけの量を飲んでいれば、血中アルコール濃度は増加せず、勢いを増す事は無いということになります。またカロリー量だけをみると、1日に清酒1升5合程度飲んでいれば、カロリーだけは生命維持の量に達します。アルコールは他の栄養素とは違い、体内に長く保存されて時に応じて利用できるというものではありません。ごく一部にアミノ酸や脂肪になりますが、体内組織に必要なタンパク質を合成することはなく栄養品としては不完全です。よって朝から晩まで酒を飲むだけで、生命を長く保つことはできず、アルコール中毒になったり、肝硬変を患う危険もあります。何事もほどほどが肝心です。

アルコール

田舎暮らし

田舎暮らしでスローライフな毎日を過ごしてみたいと考えている方が年々増えている様です。田舎暮らしで自給自足の生活や新規就農したい、など田舎暮らしに興味のある方はスローライフな田舎暮らしを実現しましょう。

田舎暮らし

家計と暮らしとお金

昨今はどこの家庭でもお金や家計のやりくりが大変で、大半の家庭では家計は火の車というのが現状のようです。お金を使っているつもりがなくても使途不明金などのお金は多く存在し、家計簿をつけて家計のやりくりが必要となります。

家計

住まいと暮らし

団塊の世代などの定年退職された人達に今後の住宅・住まいなどの展望を聞いたところ、大半の方々が現在居住しているの住まいに住み続けるそうで、残りの人達は住まいについて別の予定を持っているそうです。やはりお金の収入減ということもあり、誰しもが住まいの変更を予定している訳ではないのですが、半数の人達は住まい・住居に関してのニーズがあることを示しています。

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