生活習慣病と肝臓病

肝臓は人間の臓器の中では最も大きなものです。肝臓は食物中の栄養分より身体に必要な栄養分を作り、身体に不必要な代謝産物を分解し解毒します。そして血液中に入ろうとする細菌を遮断します。人間が行きて行く上で最も重要な働きを持つ臓器です。肝臓の病気もたくさんありますが、日本人で最も多いのがC型慢性肝炎などです。この病気は肝硬変や肝臓ガンと深い関係があります。肝臓は余力が大きく、多少能力が衰えても症状は現れません。そのために健康だと思っていた人が検診などで肝臓の異常が発見されることが多いようです。肝臓病の症状というものはありませんが、急性の肝臓病ではだるさ、吐き気、発熱、黄疸などが起こることがあります。そしてかなり進んだ段階になると意識障害、浮腫、腹水、消化管出血などの深刻な症状が出る場合があります。しかし、慢性肝臓病を持つ多くの人は症状がなく、無症状が肝臓病の代表的な特徴です。まずは飲酒の習慣を見直し、生活習慣病の改善に努めましょう。
生活習慣病と健康

生活習慣病

       copyrght(c)2008.酒アルコール辞典.all rights reserved