お金と債権

お金を借りると貸した人に対して返済義務が生じます。お金を貸した人が借りた人に対して返せという権利を債権といいます。その債権を持っている人が債権者ということになります。お金の貸借りの場合は返済する日にちを決めるのが普通で、返済する日にちのことを期限といいます。そしてその期限までは返済しなくても良いので、そのことを期限の利益といいます。期限内の場合にはお金を貸した人は返済を催促することができません。また、債権は売却することも可能です。債権内容を記載した書面が債券ということになります。債券で代表的なものに国債や地方債、社債があります。債券は権利関係の債権を実体化した有価証券で、投資家保護の観点から証券取引法による様々な規制を受けています。
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