焼酎

焼酎の乙類の愛好者が増えています。乙類とは単式蒸留機で原料の味や香りを残した本格焼酎のことで、甲類の高い蒸留技術による無色透明の焼酎とは区別しています。以前までは甲類の焼酎が主流でした。乙類の中でも鹿児島産のいも焼酎は、果物のような甘い素晴らしい香りがします。長期貯蔵した本格焼酎には、ブランデーのような香りがするものまであります。それをロックで飲むとさっぱりし、お湯割で飲むと香りが一層増します。最近では特に若者の間で愛用者が増えています。しかも、焼酎は低価格で次の日まで残らず、口当たりがさっぱりとしており健康に良いようです。最近の焼酎乙類の愛好者は、産地や味の傾向まで細かくこだわる人が多くなっているようです。それに和食洋食に限らず、個性的な焼酎は味の濃い料理に、そして淡い味の焼酎には薄味の料理が合います。また焼酎に含まれている発酵成分は、血管に吸収されると心筋梗塞の原因の1つである血栓を溶かすプラスミノーゲン・アクチペータという酸素を出します。焼酎はこの酸素を出します。焼酎はこの酸素を出す量が日本酒やワインの2倍近いのだそうです。ヨーロッパやアメリカでは、既にワインやウイスキーを適度に飲み続けると心筋梗塞になりにくいことが証明されています。しかし焼酎の乙類はアルコール以外の物質も多く含まれており、より効果があると言われています。だからといって飲み過ぎは禁物です。

酒アルコール辞典

       copyrght(c).酒アルコール辞典.all rights reserved

不動産売買